#パッケージに含まれる設定ファイルについて by HANAWA Yoshio(単なる一ユーザー) # #.nodokaを書く際に、最初からあるファイルが何なのかわからないと #苦しいと思いましたので、マニュアルに追加してくれ、という意味で #一ユーザーである私(以下、筆者)がこのファイルを作者にプレゼントしたところ、 #このファイルもパッケージに含まれることになりました。 #これから設定を調整する方の参考になれば幸いです。 # # #104.nodoka 英語キーボード用定義ファイル #104on109.nodoka 英語キーボードを日本語キーボード風に使う設定 #109.nodoka 日本語キーボード用定義ファイル #109on104.nodoka 日本語キーボードを英語キーボード風に使う設定 #default.nodoka (オリジナルである「窓使いの憂鬱」の作者好みの)便利な設定の入ったファイル #default2.nodoka 上記から、各種アプリの設定を最小にしたもの #dot.nodoka デフォルトの設定ファイル #emacsedit.nodoka emacsに似せたキーマップの定義 # #contrib/98x1.nodoka NEC PC-98x1用の設定 #contrib/ax.nodoka AXキーボード用の設定 #contrib/109onAX.nodoka AXキーボード用の設定 109onAX #contrib/dvorak.nodoka 普通のキーボードでdvorak風に使う設定 for 104 #contrib/DVORAKon109.nodoka 普通のキーボードでdvorak風に使う設定 for 109 #contrib/keitai.nodoka IME入力時にテンキーで携帯電話風に使う設定 #contrib/no_badusb.nodoka BadUSBによるキーボードデバイス抑止設定 #contrib/nodoka-settings.txt このファイル # # #これらについて順に説明していくと、 # #104.nodoka #英語キーボードでのキー名の定義をしているだけで、 #これだけではキー配置に関しては何も変わりませんが、 #これがないと何も動きませんので、 #(英語キーボードならば)必ず最初に読み込んでください。 # # #104on109.nodoka #日本語キーボードを使わざるを得ないものの、 #英語キーボードに余りに慣れているため、 #キートップの文字とは異なってしまうにも関わらず #英語キーボードと同じ配置にしたい人のための設定ファイルです。 #(筆者は常用しております) #具体的には、 # [半角/全角] => [`] # [Shift]+[半角/全角] => [~] # [Alt]+[半角/全角] => IME on/off # [Shift]+[2] => [@] # [Shift]+[6] => [^] # [Shift]+[7] => [&] # [Shift]+[8] => [*] # [Shift]+[9] => [(] # [Shift]+[0] => [)] # [Shift]+[-] => [_] # [^] => [=] # [Shift]+[^] => [+] # [@] => [[] # [Shift]+[@] => [{] # [[] => []] # [Shift]+[[] => [}] # []] => [\] # [Shift]+[]] => [|] # [Shift]+[;] => [:] # [:] => ['] # [Shift]+[:] => ["] # [無変換] => [Space] # [変換] => [Space] # [ひらがな] => [Space] # [英数] => [Shift]+[英数] # 『\_ろ』 => [Shift] #となっています。 #『]}む」』のキーに違和感を覚えますが、 #Enter にしてしまうのも手かと思います。 #(筆者はどうでもよいのですが。 # というのも、 Enter は C-m のみというポリシーなので) #大抵の人はこれで満足なのではないでしょうか。 #109を使っていても、ドライバだけ104にしてしまえば #同じようなことが実現できますが、 #他人も使うようなマシンであれば、 #mayuをインストールして104on109で使う方がお薦めです。 # # #109.nodoka (UNICODE 16 LE BOM有り) #日本語キーボードでのキー名の定義をしているだけで、 #これだけではキー配置に関しては何も変わりませんが、 #これがないと何も動きませんので、 #(日本語キーボードならば)必ず最初に読み込んでください。 # # #109on104.nodoka (UNICODE 16 LE BOM有り) #英語キーボードを使わざるを得ないものの、 #日本語キーボードに余りに慣れているため、 #キートップの文字とは異なってしまうにも関わらず #日本語キーボードと同じ配置にしたい人のための設定ファイルです。 #これを常用している人は世界中探してもいないと思われますので、 #今ひとつ練れていないはずです。(作者は稀に使うそうですが) #使いこんでみて、感想や要望を作者に送ると喜ばれます。 # # #default.nodoka (UNICODE 16 LE BOM有り) #オリジナルである「窓使いの憂鬱」の作者の趣味に従って作られた、偏ったデフォルト設定ファイルです。 #これを$HOMEDRIVE$HOMEPATH/dot.nodokaで読み込めば、UN*X使いは幸せになれるはずです。 #おおまかに言うと、UN*Xやemacsを常用している人向けの設定です。 #バージョンアップのたびに無軌道に増えていくので(「のどか」では修正以外では変更はありません。) #全てを説明するのは不可能だと思いますが、 #可能な範囲で列挙していきます。 #1. Capsまたは英数キーをCtrlキーにします。(入れ替えではありません) #2. 109キーボードでかつ104on109を使っていない場合、 # ESCキーと半角/全角キーを入れ替えます。 # (104on109が有効な場合は、半角/全角キーは「~」になります) #3. [Ctrl]+[Shift]+[何かのキー]で現在のウインドウに対する操作ができます。 # 誰が考案者なのか作者らも知りませんが、某所でのtwmの動作を踏襲しています。 # C-S-[矢印キー] でウインドウを移動 # C-S-A-[矢印キー]でウインドウを小さく移動 # C-S-z で最大化(zoom) # C-S-x で縦方向のみ最大化 # C-S-c で横方向のみ最大化 # C-S-i で最小化(iconify) # C-S-k で閉じる(kill) # C-S-[a/e/p/n] でそのウインドウを左/右/上/下端に合わせる(emacs風?) # C-S-l でそのウインドウがフォーカスを持ったまま一番下に(lower) # C-S-r でそのウインドウがフォーカスを持ったまま一番上に(raise) # C-S-v でそのウインドウを見える位置に持ってくる(visible?) # などなど。 # 最後のものは、その窓がマウスでどうやってもつかめない場所に行ったときに # これ以外に解決方法がないほど便利です。(Windows標準でも可能ですけど) # また、フォーカスを外さないで自分自身の後ろの窓を見たいときに # lower&raise は便利です。(Windows標準では不可能な動作です) # キー一発で最大化も癖になります。 #4. C-\ でIMEのオン/オフをできるようにします。 # 一部のUN*Xで広く使われている、eggのキーバインディングです。 #5. 多くのアプリケーションでemacs風なキー入力を受け付けます。 # メモ帳やInternetExplorer、NetScapeなどがemacs風になります。 # 筆者はほとんど使わないのですが、WordやPowerPointなどのOffice製品、 # Becky!やEdmaxなどのメーラーでもemacs風に動くようです。 # メモ帳などでC-aで行頭に行こうとして全部選択してしまう人、 # IEやnetscapeでC-hで一文字消そうとしてヒストリを出してしまう人、 # また、メモ帳でC-x C-sでセーブしそうになる人にお薦めです。 #6. NTコンソールとTeraTermで、kterm風の操作を可能にします。 # UN*Xを普段使っている人でも、意外に知らない人が多いのですが、 # xterm/kterm(UN*Xの標準的コンソール)では、 # Shift+Insertでペースト、 # Shift+PageUp/Downで上下スクロール # ができます。これをNTコンソールとTeraTermでもできるようにします。 #7. マインスイーパがキーボードだけで操作できます。 # テンキーでマウスカーソル移動 # z,x,cキーがそれぞれ右ボタン、左右同時押し、左ボタン # (左手で扱うため、マウスとは配置が逆です) #8. その他、アプリごとの設定。 # 例えば、TeraTerm では C-/ のキー入力(emacsのundo)を # 伝えてくれないという問題点がありますが、 # TeraTerm 上で C-/ が押されたら C-_ が押されたように振舞うことで # これを解決しています。(これでは解決にならない人いますか?) # # #他にも、万人が喜ぶと作者が思ったらどんどん追加されていくはずです。 #または、7のマインスイーパのように、誰も迷惑を被らないと思われ、 #かつ面白ければ採用されるかもしれません。 #便利な、または面白い設定がありましたらMLに投稿してみて下さい。 # #emacs風キーバインディングにしない方はこのファイルを読み込まず、 #もしこのファイル中の便利な部分があるのならば、その部分を #$USERPROFILE/dot.nodokaに追記するのがいいかと思います。 #emacsに慣れた方は$USERPROFILE/dot.nodokaでこのファイルをincludeし、 #不満な点を$USERPROFILE/dot.nodoka内でオーバーライドすればよいかと思います。 # # #default2.nodoka (UNICODE 16 LE BOM有り) # default.nodokaから、下記を削ったもの、ただし コンソールとメモ帳への記述は残した。 #3. [Ctrl]+[Shift]+[何かのキー]で現在のウインドウに対する操作ができます。 #4. C-\ でIMEのオン/オフをできるようにします。 #5. 多くのアプリケーションでemacs風なキー入力を受け付けます。 #6. TeraTermで、kterm風の操作を可能にします。 #7. マインスイーパがキーボードだけで操作できます。 #8. その他、アプリごとの設定。 # # #dot.nodoka (UNICODE 16 LE BOM有り) # デフォルトの設定ファイルです。 # #defineにより、英語104キーボードか日本語109キーボードか(USE104)、 #英語キーボードならば109風キーバインディングにするかどうか(USE109on104)、 #日本語キーボードならば104風キーバインディングにするかどうか(USE104on109)、 # #また、emacsライク設定のためにdefault2.nodokaを読みこむかどうか(USEdefault) #あるいは default.nodoka(USEdefaultOriginal)を選択できます。 # #これらは、read-keyboard-define.nodokaにて実現しています。 # #便宜上下記を追加しており、Shift-F2_toggle_US-JP-Keyboard.nodoka にて実現しています。 # #Ctrl-Alt-D, Shift-F1 現在のキーマップのログ出力 #Shift+F2: 日本語キーボード、英語キーボード 切り替えトグル # #また無効状態ですが、contribフォルダの設定ファイルを読み込む記述も記載しました。 # #emacsedit.nodoka #UN*Xで標準的な、キーバインディングが独特なエディタである、 #emacsに似た動作を実現させるための設定ファイルです。 #default.nodoka, default2.nodokaで読みこまれています。 # # #contrib/98x1.nodoka #contrib/ax.nodoka #contrib/109onAX.nodoka #contrib/dvorak.nodoka #contrib/DVORAKon109.nodoka # #これらのファイルは、「窓使いの憂鬱」のユーザーから提供されたファイルです。 #PC-98x1用の設定ファイルと、 #AXキーボード用の設定ファイルと、 #普通のキーボードでdvorak風に使う設定のようです。 #いずれもUNICODE 16 LE BOM有りに変更しています。 # #contrib/keitai.nodoka #筆者(TAGA氏)がシャレで作ったファイルです。キーボードの配置は覚えていないけれども、 #携帯電話でメールを書くのは異常に速い、という人向けです :-) #IMEオンの状態で、かな入力がテンキーだけで行えます。 #実用になるとは思えませんが、参考ということで。 # # #contrib/no_badusb.nodoka # BadUSBにより悪意を持ったキーボードデバイスからのキー入力を抑止します。 # # #2000/03/02 written by HANAWA Yoshio #2000/04/06 rewritten by HANAWA Yoshio #2000/04/24 fixed small bug by TAGA Nayuta #2000/05/06 fixed obsolete articles for mayu-3.11 by HANAWA Yoshio #2008/07/29 .mayu to .nodoka & for NODOKA by applet #2008/08/14 add default2.nodoka by applet #2008/08/31 add dot.nodoka C-A-D, S-F2 109<->104 keyboard. #2008/10/29 modify default2.nodoka #2013/05/04 modify for NodokaGuiEdit. #2014/11/11 add no_badusb.nodoka